<毎日新聞7/26/2002アフラトキシンの記事> 世界一のブランド、イラン産ピスタチオに対する風評被害

イラン産のピスタチオは世界1のブランドとして世界で認められています。何千年も昔から食されていた、イラン原産のナッツなのですが、90年代後半にカビ毒の基準がたびたび超えていたとして、毎日新聞に取り上げられました。

 

それからは検疫所でのチェックが厳しくなり、日本に輸入されるものは世界一厳しい基準をクリアした安全なものになりました。 

その後は大きな問題は起こっていないのですが、


しかし、10年以上経った未だに、イラン産ピスタチオの風評被害が続いているようです。それ以降ピスタチオ全体の輸入量も大幅に落ち込み、せっかくの素晴らしいナッツが日本ではずっと眠り続けています。

 

パリズナッツのピスタチオ農園では、ひとつひとつ手作業で丹精を込めて作りあげています。どうにか今後このイメージを払拭し、安心安全はもとより、世界1の味わい深いピスタチオを再び日本に広げるために、パリズ農園のパートナーとともに半歩ずつでも進んでいきたいと思います。

 

 

 

 

以下、記事引用

 

<ピスタチオ>イラン産に発がん物質 基準の70倍 禁輸も検討 

 

自然界で最も強い発がん性物質とされるカビ毒「アフラトキシンB1」がイラン産ピスタチオナッツから繰り返し検出されていることが、厚生労働省の調べで分かった。97年には基準の242倍に当たる2420ppb(ppbは10億分の1)が検出され、今年も基準の70倍近い濃度で見つかった。同省の近藤純五郎事務次官は25日、アリ・マジェディ駐日イラン大使に、問題ある国の食品を禁輸できる食品衛生法が改正された場合、禁輸対象とする可能性もあると通告、改善を求めた。

 厚労省によると、99~01年の3年間で検査したイラン産ピスタチオ390件のうち69件で残留基準(10ppb)を超えた。違反率は17.7%に上り、問題になっている中国産冷凍ホウレンソウの8.8%を上回る。今年も先月までに38件を検査し、基準の31倍と69倍の違反が計2件あった。

 アフラトキシンB1はコウジカビの一種から生まれる毒で、熱帯地域の土壌などに存在。農産物の収穫時などに付着しやすい。肝臓がんの発生物質とされる。基準の数百倍を摂取してもすぐに健康被害が出るわけではないが、厚労省食品保健部は警戒を強めている。

 イラン産ピスタチオについては96年の段階で、旧厚生省が輸入業者に、自費で安全確認の検査を済ませなければ輸入しないよう命じている。昨年輸入されたピスタチオは3730トンで、うちイラン産は1189トン、約32%を占めている。

 与党は今国会中の食品衛生法改正を目指している。 【須山勉】