アメリカに渡った日本人起業家が見た、日米のビジネス環境の違い The Huffington Post

僕らは立ち上げ当初から、大きなところから小さなところまで、アポを取って訪問したけど、

想像以上に温かく迎え入れてくれたように思う。

 

そして今も、周りの社長さんに支えられ、鼓舞され、応援されながら、進んでいる。

 

 

でもよりオープンで、革新が生まれる風土があればなお素晴らしい。特に国や銀行、行政機関なんかには特に起業家、革新を阻害する部分が多々見られる。

 

 

 

 

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以下 ハフィントンポスト 2014.9.1から抜粋

 

 

 

 

起業したての新しいサービスが順調にスタートアップし様々な展開が生まれているのは、アメリカのビジネス風土が大きいのではないだろうか。山村氏はこの点について次のように語っている。

 

例えば、日本である大企業のオフィスに私たちが訪問しても簡単に門前払いをされてしまうが、同じ企業のアメリカ国内の事務所に行くと、私たちの話を聞いて興味を持ってくれる。日本はビジネスに保守的でスタートアップ企業との協業にはとても慎重。新しいもの、新しい考えに対してとても臆病なのが大きな課題だが、アメリカでは規模に関係なくあらゆる企業に門戸を開いて話を聞いてくれる。

加えて、日本だと新しいサービスを作っても法令上の制約でできないことが多いが、例えばスマホでハイヤーを配車するサービス「Uber(ウーバー)」のように、アメリカだと世の中のためになるサービスのためならば法令を変えてでも実現しようという動きがある。スタートアップが立ち上げた事業でもでも社会的価値があれば、社会全体で成長を後押しするのがアメリカのビジネス風土だ。

 

日本には、"出る杭は打たれる"という言葉があるが、日本のビジネス環境でこの言葉を実感する機会は少なくない。新しい考え方で起業したとしても大企業がエコシステムを構築する市場では前に出ることができず、突破力のあるアイデアがユーザーから支持を受け、実績をあげてやっと市場でプレイヤーとして認められる。出た杭を伸ばすのではなく、「厳しい競争を勝ち抜いてから出てこい」というのが日本のビジネス風土の特徴だ。これはある一面からは間違っていないが、一方で体力のない個人起業家やベンチャー企業がそうしたビジネス風土の前に自分たちのアイデアを形にできず消えていくケースも少なくないのではないか。山村氏の言葉は、日本からグローバルなイノベーションが生まれにくい重要な要因を示唆しているものと言えるだろう。